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変形性膝関節の痛み

こんな症状でお悩みではありませんか

  • 膝に水がたまるので何度か抜いたが、何度も溜まってしまうのでキリがない
  • 病院(整形外科)や他の整骨院に通っても、その場しのぎの効果しか得られずすぐ元に戻ってしまう
  • 膝周りの痛みだけでなく、腫れぼったい感じがして熱感がある
  • 痛みのせいで正座ができず、法事や友人宅を訪問した時に辛い思いをした
  • 膝の痛みだけでなく、腰痛や肩こりにも悩まされている
  • 友人や家族にO脚になってるよ。と言われた

変形性膝関節症って?|さくら鍼灸接骨院

膝関節のクッションとしての役割を担っている軟骨が年齢とともにすり減ってしまうことで関節の中に炎症を起こしたり関節の変形を起こしたりして痛みや腫れ、歩行困難などを生じるものを変形性膝関節症といいます。
初期には立ち上がる時や歩き出すときなど動作を始めようとすると痛みます。進行してくると階段の昇降や正座をするのがつらくなり日常生活上支障をきたすようになってきます。

なぜ変形性膝関節症になるの?

原因にはいくつかあるといわれていますが特に原因の見られない加齢などによるものを一次性、ケガなどによる原因のものが二次性と呼ばれます。
一次性変形性膝関節症の原因と考えられていることには加齢による軟骨のすり減り、肥満、遺伝や膝への負担がかかる職業などの生活環境などが関係しており危険因子としてその他にも女性の方が罹患率が高いこともいわれています。

二次性変形性膝関節症の原因と考えられているものには骨折や膝周りの靭帯損傷そして半月板の損傷などの外傷が多いと考えられその他にも関節リウマチや炎症性疾患、腫瘍性疾患、壊死性疾患など関連する疾病があると考えられています。

変形性膝関節症ってどんな病気?|さくら鍼灸接骨院

膝関節は大腿骨、脛骨、腓骨および膝蓋骨と半月板及び様々な靭帯で構成されています。そして大腿骨と脛骨の接する部分はクッションとして関節軟骨が存在します。

変形性膝関節症は年齢を重ねることやそれに伴い筋肉の量が低下することによってその軟骨がすり減り関節を覆っている関節包といわれる組織(滑膜)を刺激して炎症が生じることで症状が現れます。進行してくるとさらに軟骨がすり減り骨棘と呼ばれる棘上の骨が発生しますます炎症が増悪することとなります。そしてついには関節軟骨が無くなり大腿骨と脛骨が直接接触するようになり激しい痛みが引き起こされるようになります。またこれらの過程で粘液が過剰に分泌され膝関節に水がたまるという状態になることもあります。

変形性膝関節症の症状は?

変形性膝関節症の進行は比較的時間がかかることが多いとされ徐々に進行していきます。先ほどの項目で記載したように関節軟骨がすり減ることで進行しますがすり減ってしまった軟骨は現在の医学ではまだ元に戻すことができませんので早目の治療が肝心です。
初期症状として見られるのは行動の変わり目などに膝がこわばっているように感じる事が出てきます。時折鈍い痛みを感じる場合もありますが自然と治まってしまうため気にならないことも多いようです。少し進行すると階段を昇降した時や正座をしたとき方向転換を急にしてしまった場合にも痛みを感じるようになります。

そして中期の症状に進行してしまうと初期では時折感じてもすぐ治まっていた痛みがなかなか治まらなくなってきます。初期にはまだ可能だった階段の昇降、正座などが非常につらくなります。また、関節の炎症が進行し膝周りが腫れてきたり炎症のせいで熱感も感じます。膝が見た目にわかるような変形を始めるのもこの時期です。

末期的な症状になってくる頃には関節軟骨がほとんどすり減ってしまい大腿骨と脛骨とは直接ぶつかるようになってしまいます。そうなるとこれまでに見られた症状はすべてにおいて悪化してしまい歩くこと座ることなど通常できていたはずのことが困難になってしまいます。日常生活も困難になってきたり今まで行けていたところにも行けないなど精神的にもストレスを感じ落ち込んでしまうことも出てしまいます。

変形性膝関節症ってどうやって調べるの?

まずは自覚症状を尋ねてみたり関節の内側を押さえて痛むか?や関節の動く範囲や腫れや変形があるかなどを調べます。
病院へ行った場合は上記のような検査のほかにレントゲン撮影が行われます。また、症状によってはMRI検査が行われたり他の病気との鑑別を必要とされる場合血液検査が行われることもあります。

変形性膝関節症って予防できるの?|さくら鍼灸接骨院

特に一次性変形性膝関節症を予防するには運動不足が大敵です。加齢とともに膝関節を支える筋肉量が低下すると関節に負担がかかり発症してしまいます。また運動不足により体重が増加することにより膝にかかる負担はより大きくなるために適度な運動を行うことが重要です。
変形性膝関節症を予防するのに効果的な運動の一つにウォーキングがあります。ウォーキングは年齢やそれまでの運動の経験によることなく簡単に始めることができます。1日2~30分を週3日くらいから始めてみるのが良いでしょう。

また、膝関節に負担をかけにくい歩き方を心掛けてあげることがよいでしょう。

膝に負担をかけないためには姿勢よく軽く腹筋を引き締めあごを軽く引いて目線は4~6メートル先の地面を見るようにします。歩幅は少し広く足が着地する際に膝が軽く曲がるようにしかかとから地面につけ親指に体重移動するようにしつま先で地面をけるようにします。腕は軽く振りながら頭を揺らさないように歩くとよいでしょう。

 

変形性膝関節症ってどうやって治療するの?|さくら鍼灸接骨院

まず病院(整形外科)で行われる治療には保存療法と手術療法があります。その中でも保存療法には運動療法と薬物療法があります。
運動療法では痛みによって生じた筋肉のコリをほぐしたり固くなった関節の可動域を回復させること、また患部の血行をよくして回復の助けとすることを目的として行われます。
それと同時に塗り薬や湿布や痛み止めなどの内服薬や痛みが激しい際に使用される座薬などが使用されます。

そして保存療法で効果が見られなかったり痛みや変形が悪化している場合には手術療法が選択されることもあります。手術療法には関節鏡視下手術、脛骨骨切り術、人工関節置換術などがあります。

 

当院で行わせていただく施術としましては変形性膝関節症に有効とされる低周波治療を使用した電気はり治療と膝の痛みに効果があるとされるツボを使用したはり治療を施術させていただいております。

また、変形初期の場合にはO脚改善を目的とした整体治療を行わせていただくこともあります。

文責:柔道整復師・はり師・きゅう師・あんまマッサージ指圧師  辻村みつひろ

執筆者:
院長 辻村みつひろ

京都府出身の柔道整復師・はり師・灸師・あんまマッサージ指圧師で辻村みつひろと申します。
自分は幼少期から柔道の道場に通っていました。けがをすることが多く柔道の師匠の接骨院に通わせていただくことがあり、多くの身体のいたんだ方に慕われておられる先生の姿を見て柔道整復師の仕事に憧れていました。

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