腰椎すべり症とは、腰の骨（椎骨）が前方にずれてしまう病気です。このずれによって、神経が圧迫されたり、腰の筋肉が緊張したりして、腰痛や下肢のしびれなどの症状が起こります。腰椎すべり症は、加齢や過度な負荷による変形性すべり症と、先天的な構造異常による分離性すべり症に分けられます。

変形性すべり症の原因は、腰椎の関節や椎間板が老化や摩耗によって弱くなり、重力や体重などの負荷に耐えられなくなることです。分離性すべり症の原因は、生まれつき腰椎の一部（椎弓根）が癒合していないために、椎骨が不安定になることです。分離性すべり症は、スポーツや事故などで椎弓根が剥離することもあります。

変形性すべり症を予防するには、以下のことが大切です。

正しい姿勢を保ち、腰に負担をかけないようにする

適度な運動をして、筋力や柔軟性を高める

肥満を防いで、体重をコントロールする

カルシウムやビタミンDなどの骨を強くする栄養素を摂る

分離性すべり症を予防するには、以下のことが大切です。

先天的な異常がある場合は、定期的に医師の診察を受ける

急激な動きや重いものを持ち上げるなどの危険な動作を避ける

背筋や腹筋などの体幹部の筋力を鍛える

向日市のさくら鍼灸接骨院では腰椎すべり症の患者様にはマッサージとはり治療や整体の施術を行わせていただいています。

マッサージ：筋肉や筋膜をほぐして血行を促進し、腰部の緊張やコリを和らげる

鍼：特定のツボに針を刺して神経系や内分泌系に働きかけ、自然治癒力を高める

整体：骨格や関節のバランスを整えて姿勢を改善し、腰椎にかかる負担を軽減する

灸治療：温熱刺激によって気血の流れを良くし、痛みや炎症を抑える

これらの治療法は、腰椎すべり症の原因や症状に応じて適切に選択する必要があります。また、専門的な知識や技術を持った施術者に相談して受けることが重要です。

腰椎すべり症でお困りの患者様はぜひ向日市のさくら鍼灸接骨院へお越しください。

文責:柔道整復師・はり師・きゅう師・あんまマッサージ指圧師 　辻村みつひろ