手足の痺れとは、手や足に感じる感覚の低下や異常な感覚のことです。 しびれは、神経や血管に何らかの障害が起きることで引き起こされます。 しびれの原因はさまざまで、軽度なものから重篤なものまであります。 しびれが続く場合や、他の症状と併発する場合は、医療機関で診断を受ける必要があります。当院でも症状をお伺いしたうえで必要があれば医療機関への紹介をさせていただいております。

手の痺れの原因には以下のようなものがあります。

神経や血管の圧迫：手首の腱で正中神経が圧迫される手根管症候群や、頚部部椎間板ヘルニアによる神経の圧迫などが代表的です。

神経の障害：糖尿病やアルコール、薬物などで末梢神経が傷ついたり、免疫機能の異常で自己攻撃を受けたりすることで起こります。

脳や脊髄の病気：脳出血や脳梗塞、腫瘍などで脳や脊髄の神経が損傷されると、手のしびれを伴う麻痺が起こります。

うつ病：ストレスが原因で手のしびれを感じることがあります。検査では異常が見つからないことが多いです。

手の痺れを予防するためには、以下のことに注意しましょう。

姿勢を正す：長時間同じ姿勢でパソコンやスマホを使ったり、猫背やストレートネックになったりすると、首や肩の筋肉がこり、神経が圧迫されてしびれを引き起こす可能性があります。 休憩をとってストレッチをしたり、背筋を伸ばして正しい姿勢でいるように心がけましょう。

手や身体を温める：冷えると血行が悪くなり、神経の働きが低下してしびれを感じやすくなります。 手袋や靴下などで手足を温めたり、入浴や適度な運動で全身の血流を改善したりしましょう。 ただし、温めすぎると低温やけどの危険があるので注意してください。

手先を酷使しない：裁縫や調理などで手先を細かく動かしたり、力仕事で握力を使ったりすると、手首や指の筋肉や腱が疲労や過緊張になり、神経が圧迫されてしびれを引き起こす可能性があります。 作業中は手首の角度に気を付けたり、サポーターなどで保護したりしましょう。

手足の痺れで特に注意して早めに病院を受診したほうが良い症状と理由は以下のとおりです。

片側の手足だけがしびれる：脳卒中や脳腫瘍などの重大な脳や神経の病気の可能性があります。 早期発見・治療が必要です。

しびれとともに麻痺や言語障害がある：脳卒中の兆候である可能性が高く、命に関わる緊急事態です。 すぐに救急車を呼ぶ必要があります。

しびれが長時間続く：神経や血管に何らかの障害がある可能性があります。 神経の損傷や壊死を防ぐために、原因を調べて治療する必要があります。

しびれ以外に発熱や倦怠感、皮膚の変色などがある：感染症や自己免疫疾患などの全身性の病気の可能性があります。 早期診断・治療が必要です。

手の痺れが起きてしまったらどんな施術をするの？　│ 向日市 さくら鍼灸接骨院

向日市のさくら鍼灸接骨院では手の痺れのある患者様にははり治療と全身調整整体の施術を行わせていただいています。

整体は、筋肉や骨格のバランスを整えることで、神経や血管の圧迫を解消し、しびれの原因となる痛みやこりを改善する効果があります。

鍼は、皮膚に刺激を与えることで、血行を促進し、神経の働きを高める効果があります。 また、自律神経のバランスを整えることで、ストレスによるしびれを緩和する効果もあります。

整体や鍼は、手足のしびれの予防や改善に役立つだけでなく、全身の健康や美容にも良い影響を与えることが期待できます。

ただし、しびれが重度や持続的な場合は、医師の診断や治療が必要な場合もありますので、注意して診させていただき必要に応じて病院などのご紹介もさせていただきます。

手の痺れでお困りの患者様はぜひ向日市のさくら鍼灸接骨院へお越しください。

文責:柔道整復師・はり師・きゅう師・あんまマッサージ指圧師 　辻村みつひろ